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シドニーはゲイ天国なのか?

シドニーと言えばサンフランシスコに次ぐ世界第2位のゲイ・シティ。

本当にゲイ人口高いです。
普通に街中を手を繋いで出勤しているラブラブなカップルを見かけた事もあります(二人ともスーツ着用) クラブに遊びに行けばディープ・キスの真っ最中、映画も真っ青なラブ・シーンを展開しているカップルもいたりします。 友人はイケメン二人のキス・シーンを見て「写真撮りたかったー!」と叫んでいましたっけ。 でも“カッコいいゲイ・カップル”はレアです。 普通の人達が普通に同性同士でラブラブしています。 でも、全てのゲイ・ピープルが大手を振って歩けるという所まではいっていない様子。 まだまだ“医者・弁護士なんかのステイタスの高い職業では隠している人の方が多いんだよ”だそうです。

で、ゲイの恋愛事情 in シドニーはどう変わったのか・・・ 聞きたくても私の周囲はゲイ嫌い&子持ちばかり。 残念ながら最新の情報は入って来ません。 少しは良くなったんでしょうか・・・ 特にアジア系のゲイに対して。 私が住んでいた当時はアジア人が“トレンド”だったらしく、知り合いのカッコいいタイ人の子はモテモテでした。 でも反面「飽きたらすぐ捨てられる」のだとも聞きました。 その当時のゲイ・シーンではとにかく相手がコロコロ変わるのが普通だったようで「ステディが見つけられない」と嘆く声を良く聞きました。 ステディな関係のゲイ・カップルは圧倒的にウエスタン同士。 アジア人とのカップルは少なめだった気がします。 いつもアジア系の子にウエスタン(白人)の彼に捨てられた話を聞かされていましたっけ。

日本に比べるとオープンだったシドニーでも時々ゲイのための活動案内のチラシ等を見かけていたので、まだ十分じゃなかったんでしょうね。 でも自分がシドニーに子供と住むとなると、ゲイの人達に昔ほど寛大でいられるか・・・ どうなんでしょうね? クラブ遊びをしなくなり、周囲にゲイの友人がいなくなった今、ちょっと違う世界の人達のように感じます。 でも私の知っていたゲイの人達は個人的に恋愛以外のジャンルでは信頼できる誠実な人が多かったから、娘には「そういう人達もいるけど、特別じゃない」とサラリと教えようかな? ゲイ嫌いのK君が何と教えるかが問題ですけど。
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オンライン・デート・・・

のエチケットに関する記事発見→http://au.lifestyle.yahoo.com/health/blogs/show/3093067/online-dating-etiquette/

記事自体は別に面白くも無かったのですが、オーストラリアはオンライン・デートが結構盛んらしいと聞いたので、興味のある人はレッツ・トライ! と、言いたいですが結構問題もあるようなので気をつけてくださいね。 相手の写真が別人だった、写真は若い頃の物だった・・・ なんてよくある事。 最悪なのが“彼って実は既婚者だったの”というパターン。 ネット不倫が結構盛んでもあるのがオーストラリアらしいので要注意です(?)

記事では初めてのデートは夜のレストランより昼間のカフェの方がいい。 としていますが(相手を気に入らなくても短時間で終わらせられる) 私は日本人の女の子達には「初めから数回は“人目のある場所”にしなさいね!」と、いつもアドバイスしていました。 何故か日本人の女の子達は無防備に相手の家や相手が遠距離の場合は会いに来てくれた相手のホテルで待ち合わせ→すぐにセックス→音信不通→単なる都合のいい相手欲しさだった・・・ というパターンがほとんど。 ガッカリする彼女達に「次は・・・」と何回同じ事を繰り返した事でしょう。 ネットでの出会いを恋愛やパートナーとしてモノにした(?)人達は共通してカフェ等で待ち合わせして少しずつ関係が進んだ人ばかりでした。 もしかすると“オージー(永住権保持者)を捉まえて結婚→永住”を望んでいるのかもしれないけれど、この場合に関しては“急がば回れ”が確実なようです。 

オーストラリアは移住(永住権)を目的とした恋愛(?)も多いのも事実。 オンライン・デートをする人はその辺を知っていて海外からの留学生を狙う人もいるようです。 さんざん使用してポイ! なんて事にならないように気をつけてくださいね。

オーストラリアのおばーちゃん

今回の旅で初めてK君のママに会いました。

昔から「俺のママは俺のガールフレンド達に意地悪だった」と聞いていたので、ある日「今週の日曜は俺のママと一緒にランチするから」と言われて、ちょっと怖くなっていました。 それでなくても“彼のお母さんに会う”という経験が無いのに、いきなり怖そうなお母さんに会うなんてー!

ところが・・・ その“Xデイ”はもっと早くやって来ました。
「ランチに行こう」と彼がウラーラ(高級住宅街・マーケットで有名なパディントンとボンダイ・ジャンクションの中間くらい?)のカフェに入って行くので「変だな?」とは思ったんです。 そんなオシャレな店は彼が普段絶対に行かない類のお店だから。 とりあえず娘とパスタをシェアして食べていると、いきなり金髪の年配女性が登場! 彼と何やら話し出して・・・ あ、顔がK君に似てる?! へ? ママ登場?! と軽くパニックになていると「俺のママだよ」と。 焦った焦った! 何を話したのか思い出せないくらいにパニックになっていました。

結局「俺のガールフレンドに~」は昔の話だからか、はては今回は既にガールフレンドの枠を超えて孫娘の母親だからか、単に年をとって温和になったからか(失礼)とても感じの良いご婦人でした。 “ご婦人”なんて滅多に使わない表現をしたのですが、本当にエレガントな雰囲気の人でビックリしたんです。 K君が「父親が破産させるまで我が家は裕福だった」と言ったのは本当なのかも? と思えるような雰囲気。

でも娘にとっては単に“オーストラリアのばーちゃん”でしかありません。 ずっと「ばーちゃん」と呼び続けたおかげで初対面の彼ママに「ばーちゃんって何ていう意味なの?」と聞かれ「グランマって意味です」と教えて来ました。 真顔で「私も少しは日本語を勉強したほうが良いわね。ばーちゃんってスペルはどう書くの?」と聞かれたことだけはしっかり覚えています。

ラッキーな事に彼女は親日派。 K君も知らなかったようですが、日本に旅行に来た事もあるらしく「ありがと」「こんにちは」程度の簡単な日本語なら話せる人でした(K君はコンニチハしか知りません) K君のおじーちゃんが日本兵に撃たれたとかで日本人が大嫌いと聞いていたのもあって、余計緊張していたご対面だったのですが、なんとか無事にこなしてきました。

おめでとう!

シドニー時代からずーっとお世話になりっぱなしの女性が今日、大学を卒業します。

彼女は日本でもシドニーでもずっと介護の仕事をしていて、オーストラリアの大学に入学し看護師を目指していました。 ご存知かもしれないのですが、海外の大学は“入学は簡単・卒業は困難”です。 にもかかわらず無事に卒業。 しかもオーストラリアでナースとして働くにはIELTSで7.0以上を取らないといけない・・・ と言うことでIELTSも頑張って7.0のスコアを獲得! もう尊敬するしかありません。 しかも彼女は既婚者。 家事もこなしながらの頑張りです。 心からおめでとうと言いたいです。 希望する病院から内定ももらっているとの事なので、私が次にシドニーに行く頃には立派な看護師さんとして活躍しているんだろうと思います。

こうして活躍する日本人女性が増えるのは嬉しい&誇らしいですよね。 もちろん日本人男性もドンドン活躍して欲しいと思います!

オーストラリアへ移住する?

オーストラリアは移住咲として大変人気のある国、でも実際どうなんでしょう?

と思わずにいられないほど物価の上がっていたシドニー。 案の定、移民の大量流出が問題になっているのだとか。 確かに仕事を得たとしても元々他国から来た人達は持ち家があるわけでもなく、そうなると物価の上昇は厳しいものでしかないですよね。

それとは別にビザの支給も厳しくなっているとか。
永住権を希望する学生が多すぎて、特定の(取得しやすい職種)が人手があまるだけでなく、必要な実技期間もお金を払って実際に働いていないのに証明書を出すパターンも発覚したりといった事があるのだとか。 それに連動するかのように学校も不正が摘発され廃校となるのも1,2件では済まないのだとか。 友人が「TVで潰れた学校の前に留学生が集まっているのをみたよ。みんなお金が戻って来ない上に永住権の道も途絶えてパニックになってた」と教えてくれました。

以前は永住権の職業リストに載っていたパティシエの学校に通って卒業した元クラス・メイトは申請とほぼ同時に永住権審査が強化される事になり“貴方の永住権審査は保留となります”と2年間保留にされたのだとか。 しかも“2年後にすぐに審査に入る保障は出来ません”とも・・・ 一応ブリッジング・ビザ(ビザの申請中にもらえる繋ぎのビザ)はもらえたようですが、今後の予定が全く立てられないと落ち込んでいると聞きました。 ブリッジング・ビザの直前が学生ビザなので仕事も週20時間、保険も自力で入らないとダメなのではないでしょうか。 そうなると物価の上昇したシドニーで生活するとなるとかなり大変なはず。 キャッシュ・イン・ハンド(現金払い)の仕事は“闇”であるだけに時給は低いですし。

留学や遊学にはいいけれど、永住となると大変な国になってしまったのでしょうか? シドニー、メルボルン、パースは世界の物価の高い街ベスト10に入るらしいと聞いたのですが、本当でしょうか? まぁ、シドニーについては本当だと自分の目で見てきたので反論はしませんが・・・ 

娘の父親

唐突ですが、今後ここでの通称をK君とさせて頂きます。 一応パートナーとしてやり直す事にしたから・・・ もありますが、娘の父親と言う表記も面倒なので短縮します(笑)

この人、前に書いたように猛烈な愛国主義者。
「俺はオージーである事を誇りに思う」「俺はオーストラリアに満足しているから海外旅行なんて行かない。なんで自分の国が素晴らしいのにわざわざよその国に行くんだ?」と常に言っています。 一応“井の中の蛙~”ではなく、ちゃんとアメリカ、イギリス等数ヶ国を旅して得た結論だそうです。 この人は「俺はオーストラリアで8代目」と言うだけあって、オーストラリアの歴史にも詳しい詳しい。 さりげなく日常会話の中にもオーストラリアの歴史やオージー気質の豆知識を疲労してくれます。

そんな彼が今回私に見せてくれたのは“オーストラリア移民が実際に使用したレンガ・ブロック”。 「ベリー・レアだよ」と言って見せてくれました。 ちゃんと手作業で運搬などをした為“指を入れる穴(くぼみ?)”がありました。 が! 何故かケンカの後に出してきたので、怒りの収まってなかった私はチラっとしか見なかったんです。 惜しい事をしました。 今度はじっくり見せてもらおうと思います。



気候の話。

寒いですねー。
大寒直後から寒くなって、昔の人の季節の感じ方の的確さに改めて感服しています。

日本って四季があって、それぞれに風流な名前?まであって良いですね。 オーストラリアはそれなりに四季が感じられなくもないですが、日本のような移ろいは感じられません。 ただシドニーでは季節の変わり目が雨の季節でもあるように思います。 私が住んだ4年の間、夏の前は必ず1週間~10日間は雨続きでした。 しかも結構な振りっぷり。 私は今回1/1出発で1/2に現地に着いたのですが、数日前まで2週間くらい雨が続いたらしいです。 これは例外で現地の知人が口を揃えて「今年はおかしい」と言っていましたが。 おかげで現地滞在が1月だったにも関わらず割と快適な気温で、明け方は肌寒かったほど。

でもたった1日だけ30度以上の日がありました。 そのギャップの激しさがオーストラリアだなー、と実感。 娘と暑くてフラフラになりながら用も無いのにIMAXシアターのロビーで涼んでしまったほど。 ミネラル・ウォーターやジュースを何本も買いながら移動しました。 オーストラリアは日差しも強烈ですが、暑さもかなりのものがあるので、日陰を歩く事と水分の補給が必須です。 昔クラス・メイトが「オーストラリア内陸部を回って帰国する」と卒業時に言うやいなや、先生(オージー)は「ちゃんと常に水を飲みなさい。喉が渇いていなくてもこまめに飲むのよ」としつこいくらいアドバイスしていました。 「内陸部の乾燥をなめてかかってはダメ。必ず脱水症状を起こす観光客がいるのよ」と言っていましたっけ。 内陸部じゃないからって油断してはダメだと思います。 オーストラリアは本当に! 乾燥の激しい国です。 ま、真夏は湿気も多い地域も多いのですが。

娘の父親の話だとクィーンズランドは蒸し暑いそうで、シドニーにはあまり無い熱帯夜もあるとか。 メルボルンは埃っぽいとも言っていました。 私はクィーンズランドは昔旅行で数日のみ、メルボルンは行った事自体がないので実際がどうか知らないのですが・・・

日本のように雪が降る場所はそれ程多くないです。 あれだけ南極に近いのに? と思ったら“海流”が関係しているとか。 イギリスみたいですね。 イギリスもあれほど緯度が高いのに降雪が多くないのは海流の影響なんだそうです。 うーん、イギリス人がオーストラリアを流刑地に選んだのにはこの辺も関係あるんでしょうか? 根っからの愛国者である娘の父親に聞いてみましょうか?

カフェイン文化

オーストラリアでのコーヒー愛飲者がい多い事から“カフェイン文化(カフェに入り浸り=カフェ・INの掛け合わせの造語)”と揶揄される事のあるオージー文化。

久しぶりのシドニーで改めてそれを実感。 とにかくカフェの数が凄く多い! ちゃんと食事も出来る簡易レストランでもあるので、それこそ一日中入り浸っていられそう。 でも、やっぱり入れ替わりが激しいジャンルでもあるようで、私の覚えている範囲だけでも半分以上は変わってしまっていました。 残っているお店はやっぱり私がいた当時から絶大な人気と固定客のいたお店ばかり。 それになんと言ってもコーヒー自体が美味しいお店。 イタリア人経営のお店が多いのは“やっぱり”という感じでしょうか。 そしてなんと言ってもオーナーないしスタッフが人気のある点も捨てがたい?! ずば抜けてフレンドリーと言うわけでもないのですが、やっぱり数回通うと常連扱いしてくれるようなお店は生き残っていました。

さて、もう一つの“生き残るカフェの条件”とでも言えるのは“観光客に人気のあるカフェ”ガイド・ブックに載りそうなカフェもやっぱりお客が耐えないからか、生き残っています。 でも安心を。 そういった店だから不味いコーヒーで平気・・・ といった事にはなっていません。 ちゃんとそこそこのお味です。 そんな中でもオススメなのは、ハイド・パークの隅、ミュージアム・ステーションに隣接するカフェ。 名前は知らない(!)のですが、ここは全席オープン・エアーですが、中でも公園の真横の席がオススメです。 公園内でお茶をしている気分になれます。 娘連れで現地の友人とお茶をしたのですが、真横の公園で同じく子連れの客のチビちゃん達と娘を遊ばせながらカフェ・タイムを楽しんで来ました。 土曜日だったせいもあって、優雅な休日!って感じ。 シドニー在住時は立ち寄る事も無かったカフェの良さを発見しました。

お土産

今回は本当に時間と余裕が無くてお土産を買う事が出来ませんでした。

飛行機の時間が夜10時半と遅い事もあって、最後の砦?空港のお店もほとんど閉まりかけている始末。 仕方なくとりあえず開いているお店でほんのちょっとだけコアラとカンガルーの形をしたマカロニを購入しました。 JALだと朝が早すぎるし、カンタス航空だと遅すぎるって事でしょうか? いや、カンタスなら余裕のはずなのに、ギリギリの時間まで娘の父親と一緒にいたのがまずかったんでしょうね。

でも! 最近はオーストラリアの定番となった感じのティムタムがスーパーで買えるんですねー。 ありがたいです&ゴメンナサイ。 何名かのお土産は近所のスーパーで買ったティムタムになりました。 しかも値段も現地の価格とそれ程違わないっていう。 空港で買うくらいなら、日本のスーパーで買う方が安いという不思議。 現地のスーパーで買えないからと空港で買うのはもったいないかもしれません。

最近はオージー流の食べ方として、コーヒーに浸して?食べる方法まで丁寧に書いてディスプレイされています。 日本でのティムタム人気も根付いたって事でしょうか? 

個人的なご報告

今日はちょっと個人的なお話です。

今回の旅の目的は娘を父親に会わせる事でした。 いろいろあって、私の妊娠中に破局?してしまったので・・・ なんと今回ほぼ3歳になろうとしている年齢でパパと初対面という可愛そうな事になっていました。

今回の在豪期間ずーっと娘の父親と話し合いを重ねた結果、今年のクリスマスを目標にオーストラリアに移住する事になりました。 ま、やり直す事になったわけです。 元々お互いの誤解から破局に至ったので、その根本的な誤解を解く事が出来たので、将来をどうしたいのか?と前向きな検討に入る事が出来ました。 思った以上に良い父親になれそうだと言う事も分かったので、一緒に家庭を築いていくのもありかな?と。

ビザの申請があるので、希望の時期に移住できるか? ちゃんとビザを取得できるか? などなど問題は山積みですが、やってみるだけやってみようと思います。 ビザの申請も出来たら今回も自力でやろうと思います。 エージェントさんにお世話になるとバカ高い金額になるので・・・ さて、どこまで出来ますか。 今後はビザの話も時々報告していきたいと思います。

シドニーの物価

かなーり上がったらしいです。

何気なくテレビをつけると“節約”のニュース? どうやっていろいろ節約しているか一般の人達が披露していました。 蛇口に布巾を被せて水を出すと水が分散して滴り落ちるので一度に広範囲を流す事が出来るなどなど。 涙ぐましい内容でした。

娘の父親とドライブしていて一般家庭のクリスマスのイルミネーションを見ていると、彼が「彼らは楽しみでやってるんだろうけど、シドニーの電気代は上がってるのに。 請求書が届いて慌てるんだろうな」と、ポツリ。 電気代の値上がりも激しいらしいです。

物価が上がった分? 街に出るといろんなところがオシャレにリニューアルしています。 おなじみのフード・コートも黒を貴重にしたウルトラ・モダンな雰囲気。 なんだかクラブに足を踏み入れた気分。 確かにオシャレだけど・・・ 嬉しい変化としては、トイレが充実した事。 以前より数が増えた上にキレイになってます。 以前はあまり見かけなかった親子連れ用のトイレも増えています。 キレイになった街中を見て「そら物価も上がるわな」と思いました。 いろんな場所がお金をかけて一生懸命リニューアル中ですもん。 シドニー・オリンピック前ほどではないにしても、それに次ぐ規模の大規模リニューアル中の印象でした。

「物価が上がりすぎて、そのうちトーキョーを抜いちゃうんじゃないかって心配」と言う声も聞きました。 いや、それはないでしょう。 それは東京に行った事の無い人の意見だと思いますが、でもそう言いたくなるほど物価が上がっているって事でしょうね。 都会の暮らしは世界中どこでも大変だって事ですね。 ちなみにメルボルンはまだそれ程物価が上がっていないらしいです。 経済的にも急成長中らしく「ビジネス・チャンスをモノにしたいなら今メルボルンで事業を始めると良い」のだそうです。 オーストラリアで一旗あげたい人はメルボルンへどうぞ?!

バス

今回の旅行で一番ビックリしたのがバスです。

友人に「最近はプリペイド・カードじゃないと乗車できない事もあるから」と、シティへ行く私に彼女のプリペを貸してくれました。 なんでも彼女の旦那様(オージー)がバスに乗って現金で払おうとすると断られたとか・・・ ま、お釣りのやり取りで時間がかかったり、お金のやり取りをしている後ろを無銭乗車している輩も多かったので仕方ないかもねー、と思いました。

いざ、バスに乗り込むと、後ろのじーちゃんが普通に現金で払っていたので拍子抜け。 なんだ、意外と現金でもOKなんじゃない? と思っていると、シティで行き先を表示するフロントの電光に“Prepay Only”の文字が出ているバスがあるじゃないですか! おお、これが噂のプリペイド専用バス! 記念に写真撮りたーい、と思ってもあっという間に行き先を告げる表示に変わってしまうため断念。 バスの乗車前にプリペイド・カードを買っておく方が無難なようです。

私は今回7日間バス・電車・フェリーが一定区間載り放題のマイ・マルチというカードを買いました。 43ドル。 結構なお値段ですが、私の想定する区間の乗り物が載り放題なので元が取れると思ったんです。 結果としては娘の父親とほぼ毎日一緒に過ごす事になり、彼の車で移動がメインとなった為1日しか使わず。 シティで「バスのプリペ買える場所知らない?」と聞いてきた男性に上げちゃおうかと思ったのですが、バッグの中がグチャグチャで見つからず。 ごめんね&もったいなかったー!

携帯電話

空港の到着ロビーに携帯会社のお店が目立っていました。

昔はVodafoneのレンタル・カウンターがあるくらいで、Optusユーザーの私は空港のキオスクでSIMカードを買って自分でアクティベートしていたものです。 それが現在は到着ロビーに2箇所もOptusのショップがあり、目の前にはVodafoneのショップもありました。 それだけ世界中どこに行っても携帯電話は必需品となったって事なのでしょうね。

OptusショップでプリペイドのSIMカード(30ドルのチャージ込み)のスターター・キットを購入。 すると「パスポートは?」と聞かれ「SIMカード購入に身分証の提示が必要になったの?!」とビックリしていると「はい、貴方の電話番号はこれですよ」と、スターター・キットの袋に私の番号を書いてくれるじゃないですか。 なんとアクティベートまでしてくれました。 うーん、昔ショップで料金の事を質問した時に「気にすんなって」と返事をしたOptusショップの店員と大きな違い。 時代が変わっているのを強く実感しました。 ※注:携帯電話機本体(英語でハンド・セットといいます)は以前シドニー在住時代に使っていた物を持っているので、それを利用。

ま、問題が無いわけじゃありませんでした。 プリペイドにはいくつかオプションがあって“1日2ドルでオーストラリア国内かけ放題”とかいろいろ選べるのですが、勝手にアクティベートしてくれたので、私がどのオプションになっているか分からずじまい(娘がウロチョロするので質問する時間がありませんでした) 自分のチャージの残高を確認したくても残高チェック出来る(ハズ)の番号に電話をしても「この番号は利用出来ません」的なガイダンスが流れるだけ・・・ 番号が変わったんならSIMカードのパッケージから外せよ!と心の中で叫んでみました。 まぁ、8日間の利用でリチャージの必要が無かったので結果オーライなんですけど。

ちなみに現地の友人達はみんなスマート・フォン利用。
でもやっぱりみんな「使いこなせてない」「イマイチなんだよねー」と不満そう。 1人はソニー・エリクソンのXperiaでしたが、日本と比べると本体サイズがほぼ半分と言う物でした。 以前からオーストラリアの携帯は小さめだったのですが、スマホまで小さいとは! うーん、スマホの特性を生かせるんでしょうか? ちょっと疑問です。

そうそう、空港ではタブレット端末を持った人を沢山見かけました。
飛行機の運行スケジュールやシドニーの情報を集めたりしていたようです。 便利になったのねー、と思いつつ気付いたのはタブレット端末を持っているのは圧倒的にアジア人が多い事。 欧米人は空港のインフォメーション・カウンターに並んでいる人が多かったです。 以前からコンピューター等はアジア人の方が使いこなせている印象があったのですが、どうやらその傾向は今も同じのようです。

税関

と言うか検疫です。

ご存知オーストラリアは検疫の厳しさで有名。
今回の旅行でビックリしたのは、システムが変わって効率が良くなっている事! 以前は食べ物等を持っている人・いない人で列が分かれる程度だったのですが、今回は食品類を持っている人に何を持っているか聞き取りをして列を割り振り。更にビックリしたのは食料品などの申告が必要な物品を持っていない人達は一列に並べられて犬が彼らの臭いを嗅ぎながら通り過ぎるという光景。 最初に見たときはいかにもバッパー(バック・パッカー)にしか見えない若者がズラズラ並んで犬に臭いを嗅がれていたので“まさか麻薬の密輸摘発現場?!”と色めきたちましたが、最後の一人が済むと皆いっせいに笑顔で去って行くので、ただの検査?だと分かりました。

私は今回4つのバッグにそれぞれ食品が入っていたのですが「何を持ってるの?」と聞かれ「えっと、お菓子や調味料なんかです」とテキトーに答えると(ふりかけも広い意味で言えば調味料かな?と思って)「じゃ、こっちに並んで」とX線の無い簡易?チェックの列に並ばされました。「どのバッグ?」と聞かれて食品がメインのバッグと次に多めに入っているバッグを指すと軽中身を見て「はい、いいよ」と通されて拍子抜け。 もう少し「これは何?」とか聞かれると思ったのにー。 でも違反品は持ち込まなかったですよー! もういい加減持ち込み不可の品は何か分かっていますから。

入国審査

娘と一緒にパスポートを提出。

すると「彼女(娘)の名前は日本人にしては変わってるね」と一言。 「そうかもね」と答えると「アイリッシュ(アイルランド人)の名前だ」と指摘され「あー、そうね。父親がアイルランド系なのよ」と答えると「この住所(入国カードに記入した滞在先の住所)に彼は住んでるの?」「そうよ」「いい所だね」「そうね。高級住宅街ではないけど」「(娘に向かって)パパと会うの楽しみだね。はい、じゃあね。バイバイ」と言う会話が展開しました。

日本の入国審査と違って、いつも何かしら簡単ながら会話が出来るオーストラリアの入国審査。 久しぶりに楽しみました。 日本の入国審査は外国人に対してどう接しているのでしょうね? 日本人相手なら事務的で構わないけど、外国人相手には少し優しく?しているといいのですけど・・・ 入国審査から楽しくなれるのって良いと思うんですが、どうでしょう?

帰国しました

なんとか無事帰国しましたー。

久しぶりのシドニーはなんだか頑張っていてビックリの連続でした。 あちこち改装されていて、いきなり空港の税関までシステムが変わっていて、のっけから顎がはずれっぱなし。 まるで他所の国みたいに感じて少し寂しく感じるスタートでした。 サービスが向上している事を実感する事が多かったんですけど、ちょっと日本に近い感じがして面白くないっていうか・・・ テキトーな雰囲気のオーストラリアを愛していた私にはちょっと切ないですが、サービスの質の向上は良い事に違いないので良しとするかー。

「なんかこの国に住んでいたのが嘘みたい。私の知らない国みたい」と娘の父親に言うと「久しぶりだからそんなもんだろ。俺だってメルボルンに5週間ごとに仕事で行くけど、その度に毎回そう思う。1週間くらいで馴染んでくるから、お前だってきっとそうだろ」と言われました。 うーん、そうかな???

と、言う事でこれからしばらく久しぶりのシドニーを報告します。